タイトル:ビッグ・ザ・グレープ(長いです)

最近、新しいバンドを始めました。
ビッグ・ザ・グレープというバンドです。
メンバーはotoというバンドでギターを弾いている肩幅が妙に狭い松井くんという
今年の夏の甲子園を沸かせた松井投手と同じ苗字のくせに、
どこも沸かせることが出来ない話が長い人と
ナッジエムオールのドラマーで、2人で演奏する名古屋のライブに
一緒に行く約束をして早朝の高速バス乗り場で待ち合わせをしたのに、
時間になっても現れず、
電話をしてみたら家で爆睡して電話にすら出なかったサルーンという人と
未だに一日2回ほど自慰行為にふけっているボクの3人組です。

このビッグ・ザ・グレープというバンド、
やっている人は若干頭がアレなのですが音は何の変哲もない普通のバンドなんですな。
斬新さの欠片もないバンドなのです。
こういうふうに書くと、読んでいる人はこのバンドに全く興味を示さなそうなので、
以下に、このバンドの魅力を書き記していきます。

、、、最近、あんまり音楽に興味がないというか、何を聴いてもピンと来ないというか、
そんな感じがしていて落語ばっかり聞いておりました。
もうボクの中での音楽との付き合い方は、暇な時に家でひっそりとギターをつま弾き、気が向いたら曲でも作って、、ってものになるのだなぁと薄々思ってました。

じゃあなんでビッグ・ザ・グレープを始めることになったか?
37歳になって新たにバンドを始めるという、
聞く人が聞いたら実に酔狂なことをボクがやる理由とは?
それは、、、このバンドが出す一種独特なバンドマジックというものに
ボクがハマったからなのです。

ちょっと前の話ですが、
8月14日にサルーンと2人組のユニットでライブに誘われました。
やる曲もないし、どうしよっかなぁと迷った挙げ句、
家でひっそりとギターをつま弾き、気まぐれに作った曲をやることにしたのですが、
まぁ、どうせやるんならギター(ボク)&ドラムでやるよりは
ベースがいたほうがいいよねって事になり、
暇そうにしていた松井君をギターのサポートに誘って、
ボクがベースを弾くというかたちでスタジオに入ったのです(1回目のスタジオのとき、当然松井君はサポートのつもりで来ておりました)。
で、やってみたら『オヤオヤ?』っていう感触があったんですね。
つまり、曲を簡単に説明して3人で「せーのっ」って音を出した瞬間に
一種独特な、いわゆるバンドマジックをというものをそこに感じたのです。

バンドというものは、すごく不思議なものです。
全く同じフレーズを同じ楽器で違う人が演奏するだけで、全然別のものになります。
歌声のハマりかたなんか、特にそうでしょうね。
すんごい上手い人が集まればいいというものではなく、
もちろん下手な人が集まればいいってものでもないのでしょう。
こればっかりは科学的にも解明できない
絶妙なブレンド具合ってものがあるような気がします。

ボクの浅はかな音楽経験からすると、
バンドというモノは一緒にスタジオに入って
「せーのっ」で曲を演奏した瞬間に良いか悪いかわかるような気がします。
なんかイマイチだなぁって思ったら、どうやったって多分ダメなのでしょうな。
このバンドはある意味ありきたりで斬新さはないけど、
一種独特なバンドマジックのようなものだけはあって、
なんとも不思議な感覚ですが、ボク自身がすごく楽しくなってしまったのです。

ボクは4人組のビークルに最後に入りました。
忘れもしないのですが、最初に入ったスタジオで、
『なんだかわからないけど、これは良いぞっ!』と思った記憶があります。
もちろん、ヒダカさんの曲が良かったというのは当然でしょうが
大して上手くないボクと、
なにをやっているのかさっぱりわからないアラキさんのドラムなのに、
えもいわれない不思議な感覚に陥りました。
まぁ、平たくいうと、それはバンドマジックだったのでしょうな。
恐らくヒダカさん・ヒロユキ・アラキの3人も同じように感じ、
だからこそ、ボクをメンバーとして迎え入れてくれたのではないかと思うのです(これはボクが凄いというわけではなく、たまたまヒダカさん・ヒロユキ・アラキの3人に、偶然ボクがハマったというだけです)。
その後、最初に入ったスタジオでやっていた音から音楽性は変化していったけど
今、聴いてもその感触は音源からは感じられて、悪くないなぁと思います。
とりあえず、へったくそだけどね(笑)。

まぁ、マジック感に多少の程度の問題はあるでしょうが、
ビッグ・ザ・グレープにも、少なくともそのような感触があると思うのです。
メンバーは決して演奏が上手いわけでもないし、歌に説得力があるわけでもない。
斬新で若人をシビレさせる尖った音があるわけでもない。
だけど、松井くんとサルーンとボクが醸し出す音とハーモニーは、
なんとなく誰かが欠けたら成立しないような気がするのです。

・・・まぁ、あんまり書いて期待外れになられるのも困るので、
ここらへんにしておきますが、
あくまでもボクの直感ではこのバンドに対してそんな風に思ったわけです。

最近、音楽に閉塞感を持っている人いますよね?
意外とその閉塞感に風穴を空けるのは、新鮮さや斬新さではなく
人力のバンドマジックが醸し出す独特なものの中にあるのではないかと思ったりします。
年輩者の中には、もう新しい音楽が出てこないという人もいるでしょう。
史実を振り返って学術的にみたら、その通りかもしれません。
だけど、そういう見解の落とし穴は、1+1+1が3にならない独特のバンドマジックを見落としているところにあるような気がします。
なので、なんつーか、
最近音楽に閉塞感を感じでいる人に特に聴いてもらいたいなぁと思ってます。

ちゅうわけで、そんなビッグ・ザ・グレープは
来週の日曜日に下北沢のシェルターでお昼にライブをします。
お昼、、シブい!
終わってもまだ明るい。最高ですね。
昼ライブ、みんなもっとやったほうがいいのにネ。
メリメ君、誘ってくれてありがとう!

〜〜〜詳細はこちら〜〜〜
<Melime presents "Farben Sie Pop #5">
9月16日(日)@下北沢シェルター
OPEN / START 12:00
ADV¥1500 / DOOR¥1800
共演
the mirwelts/The Hum Hums

ちなみに、今までボクがやっていた音楽というものは、
あえて自分のルーツの音楽の元ネタを潜ませていて、
知っている人が聴いたらニンマリするような仕掛けを作っていたのですが(残念ながら、あまりニンマリしてもらえなかったのですが・・・まぁ上手に表現できなかったってのもあるのでしょうが。その前にそんなに売れもしなかったけど・笑)、
ビッグ・ザ・グレープというバンドに関していうと、
そういうところがあまり際立っていないと思います(とはいうものの、ボクの音楽も紐解いていけば、どこからしらにルーツがあるわけで、そういった意味で聴く人が聴いたら何かしらのルーツは感じでしょうが・・・)。
それは、ビッグ・ザ・グレープはそういうところではなく、
独特なバンドマジックを楽しむものだと思っているからです。

で、そんなビッグ・ザ・グレープとはちがい、
今までの方法論をもってしてゴニョゴニョと活動しているのが、
元フリーキーフロッグのベース・畠山くん率いるアーノルドボーズというバンドです。
このバンドにボクはギターで参加しているのですが、
ボク自身、ビッグ・ザ・グレープとして活動することで、
この曲はアーノルド、この曲はビッグ・ザ・グレープとやりたいことが明確になり曲作りにもメリハリが出てきました。
アーノルドはアーノルドで、いい感じに終わっている迷曲が出来上がってきております。
どっちのスタイルがいいというのではなく、
こっちはこっちで非常に面白い感じになってますので、
たまーにしかライブがないけど興味があったら見に来てくださいねー。
っつてもライブ、今日だけどね。

??9月9日の詳細??
<oto presents "Limitation-SUNRISE e.p. release live-"">
9月9日(日)@新宿NINE SPICES
OPEN 18:00
START 18:30
ADV¥2000 / DOOR¥2300
共演
oto / BLACK BUCK / threedays films 

長ーっ!!
最後まで諦めずに読んでくれた人、どうもありがとう!










Information

◎リリース
【UMU】
「MOVE ON」
station.jpg
¥1000(税抜き)
「PANORAMA360」
6f8334d4.jpg
¥1680(税込み)

【big the grape】
「sour grapes」
6f8334d4.jpg
¥1700(税込み)
「How!?」
6f8334d4.jpg
¥1700(税込み)

【freakyfrog】
「freakyfrog」
6f8334d4.jpg
¥2300(税込み)

2015年9月

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